支点が動く振り子 解説1
解説1
みなさん、こんにちは!本日はさっそく解析力学の問題の解説をやっていこうと思います。なぜいきなり、問題の解説を書こうと思ったかと言いますと、大学での力学の授業で、解説が答えありきの雑なものだと感じたからなんです。ですので、この解説ではなるべく式は省略せずにやっていこうと思います。
まず、問題はこんな感じです
では、問1から考えていきましょう!
とりあえず質点の座標をとします。すると、
と表されるので、
となります。
いま、運動エネルギーとポテンシャルエネルギーは、
と表されるので、ラグランジアンは、
です。
ここで、つぎのような行列を導入して計算を楽にしていこうと思います。
これらを用いると、ラグランジアンは
のように表現できるので、定義に基づいて一般化運動量を求めると、
これでようやく準備が終わりました。よって、求めるハミルトニアンは、
となります。
ハミルトニアンの具体的な計算については、
に注意すれば、
として求めることができます。
はじめての投稿で慣れない部分もあり、今日の解説はここまでにさせていただきます。それではまた次回から問2についての解説をしていきますのでよろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
つづきの解説↓
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